またまた久しぶりのブログ更新です。
今年はいろいろな事情で毎年恒例のキューステッチクラブ作品展は例年より遅く7月2日(日曜日)に開催されることとなりました。会員の皆さんは作品展に向けての準備にがんばっていらっしゃいます。とっても楽しみです。いろいろ撮りためている写真の中からいくつかをご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介するのはHさんのクルーウェルワーク。リネンツイルにアップルトンウールで刺繍します。最初の写真は図案を写して刺し始めたところ。
エリザベス朝(エリザベス1世の時代)の刺繍のモチーフをもとに図案がデザインされています。数年前の本ですが、Susan O’ConnorのEmbroidered Flowers for Elizabeth という本は素敵なデザインがいっぱい。HさんはまずPrick&Pounceという伝統的な方法で図案を写しました。
(Design Source: Embroidered Flowers for Elizabeth by Susan O'Connor)
刺し進めたところ。基本的に図案の中で奥にあるものから手前にあるものという順に刺します。刺しかけの葉っぱは、ロングアンドショートステッチですが、きれいに仕上げるためには葉の形にスプリットステッチしておく下準備が大切です。絵の具のラインが太くなってしまったところは、刺繍でペイントラインを隠さなければなりませんから、気持ちだけ線の外側寄りにスプリットステッチします。
完成品は、作品展で展示されます。どうぞお楽しみに!
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