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英国式庭園

あっという間に4月が終わろうとしています。ブログの更新が滞ってしまって、反省しています!

4月のキューステッチクラブでは、春休みから戻られた会員の皆さんのいろいろなお話をうかがうことができ、とても楽しいひとときを過ごさせていただきました。ありがとうございます。

実は先日のステッチクラブの皆さんが帰られたすぐあとに、王立刺繍学校の先生Owen Daviesがわざわざ訪ねてきてくださいました(ただ私が彼のお手伝いをすることになっていたからなのですけれど)。オーウェンは私が王立刺繍学校に通い始めた頃最初の課題のときから随分とお世話になった先生です。初日に何の理由もなく先生は女の先生だろうと勝手に想像していた私は男の先生にびっくり。でも、刺繍って性別や国籍などまったく重要なことではないんですよね。刺繍を通じていろんな国のお友達ができるたびにそう実感しています。

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さて、オーウェンはEmbroidered Knot Gardens(英国式のフォーマルな庭園とでもいうのでしょうか)の刺繍で有名です。も出版されているし、彼がKnot Gardensのワークショップをするとすごい人気です。(もちろん他のワークショップも人気があるんですけれど!)随分前の動画になりますが、You Tubeで公開されているので、リンクを見てみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=KQq4jD8OSkA


どうしてかというと!オーウェンが訪ねてきてくれたとき、皆さんが帰られたすぐ後で、キューステッチクラブのセッティングのままでした。それを見たオーウェンが「とてもいい空間だね!」とほめてくださり、ぜひキューステッチクラブでEmbroidered knot gardensのワークショップをやりたい、とおっしゃってくださったのです!!みなさん、これはすごいニュースです!もちろんワークショップは英語で行われることになりますが、私が通訳させていただきますから、ご安心ください。さっそく会員の皆さんのご意見をうかがってみたいと思っております。受講希望者の数や日程などを調整して、秋以降に実現できたらいいなあ、と前向きに検討していきたいと願っています。

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by kewstitchclub | 2012-04-30 05:21 | お知らせ | Trackback | Comments(2)

湖水地方とラスキンレース

日本から帰ってきてすぐに義父のメモリアルサービスがあり、主人側の親族がそろって義父を偲ぶ旅に出ました。イギリス北部の湖水地方です。主人や義兄たちがまだ小さい頃から義父は湖水地方へ連れて行っては山歩きを楽しんでいたのです。イギリスの人々は、今から50年以上も前にウェインライトという人が書いた挿絵入りの湖水地方ウォーキングガイドブックをたよりに、湖水地方の山々を歩きます。私はそんなに得意でないので、簡単なウォーキングのみ参加。それでも、マイナスイオンを満喫できました。
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イギリスの湖水地方は、詩人のワーズワースやピーターラビットでおなじみの絵本作家ビアトリクス・ポターなどで有名ですが、私にとって湖水地方といえば、もちろんラスキンレース。19世紀の思想家、美術評論家のジョン・ラスキンにちなんでラスキンレースまたはラスキンリネンワークとも呼ばれるこの刺繍は、ドロンワークとニードルレースを組み合わせたような技法です。
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角のデザインをボタンホールステッチで刺しはじめたところ。フォーサイドステッチの角部分はすべてのデザインをかがり終わってからスカラップ模様に飾るのが伝統的です。引き抜いた織り糸が邪魔になるので、しつけ糸で仮止めしてあります。

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ラスキンレースは、丸い刺繍枠を使うのではなく、レザークロスとよばれる硬い当て布を二つ折りや四つ折にしながらステッチします。上の写真でフォーサイドステッチの中にもバックステッチが見えたのは、このレザークロスに縫い付けていたため。

独学でラスキンレースに挑戦していたころは、手持ちのリネンで、糸はパールコットンなどを使っていましたが、Ruskin MuseumBrantwoodでラスキンレースの実物を見たり、以前この湖水地方でラスキンレースのワークショップに参加してからは、やっぱり伝統的な材料が一番風合いがよく、しっくりくるなあと、感じています。リネンはGlenshee Linenと呼ばれるもの。糸は麻糸。針はシャープの6番または5番、そしてニードルレース用にタペストリー針24番または22番を使います。
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ファインホワイトワークのような繊細さはありませんが、この素朴な感じ、そしてデザインの組み合わせが無限であるところに、何とも言えない魅力を感じます。

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by kewstitchclub | 2012-04-16 07:54 | white work | Trackback | Comments(4)

ユキパリスコレクション

短い日本滞在の間に、何か私の刺繍生活のプラスになるような出来事がいくつか。

まずは地元に去年オープンした神戸クラフトコレクションというカルトナージュのお店へ。キューステッチクラブで作る箱は針と糸を使いますから、カルトナージュとはちょっと違うのですが、デザインや金具などとても刺激をうけます。

もう一つの刺激は王立刺繍学校での日本人のお友達に名古屋で再会できたこと。皆で集まって刺繍の話をしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

そして今日は阪急電車に乗って京都へ。哲学の道から近いユキパリスコレクションへ行ってきました。

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二階がミュージアムになっていて、それはそれは素晴らしいコレクションに感動しました。ロンドンのヴィクトリア&アルバートミュージアムで一つ一つパネルを引き出しながら作品をじっくり見ることができるように、こちらのミュージアムでも一つ一つの作品をじっくり見ることができました。しかも、鑑賞用に拡大鏡が設置してあり、その細やかな心遣いに感激しました。ユキパリスさんご本人にもお会いすることができ、とても充実した一日でした。ミュージアムの中は撮影禁止でしたので、代わりに哲学の道の桜の写真をどうぞ。

今日の京都はまだ六部咲き。
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明日の朝、ロンドンへ戻るために関空から出発します。
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by kewstitchclub | 2012-04-08 23:41 | inspirations | Trackback | Comments(0)

一周忌

父の一周忌で、日本に帰ってきています。久しぶりに神戸の実家へ戻りお位牌や遺影そしてお骨のそばに。やっぱりイギリスは、遠いです。
法要に向けては、いろいろと手配をしてくれた姉と妹に本当に頭が下がるばかりです。
明日は晴れますように。

初めて携帯電話で記事を投稿します。うまくいくんでしょうか。不安ですが。。。
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by kewstitchclub | 2012-04-01 00:22 | お知らせ | Trackback | Comments(0)