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オリンピックと単色クロスステッチ

とってもブリティッシュな開会式の日からずっと我が家はオリンピックモード。連日お客様をおもてなしですが、みんなでおしゃべりしながらもオリンピックのテレビ映像がつきっぱなし。唯一出かけたのは第一日目の自転車ロードレース。近くのリッチモンドパークまで見に行きました。目の前をすごいスピードで過ぎ去っていくライダーたちを見てかなり興奮しましたよ!たくさんの人出で、みんながお祭り気分と言う感じでした。どの人も笑顔で、オリンピックっていいなあってしみじみ思います。
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みんな早くから沿道に来て場所取り。
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時間まで日光浴
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我慢強く待っています。まだかな~って。

実を言うと今までのオリンピックは、イギリスの選手のことしかテレビで放映されないし、日本の選手のことはメダルを取らないかぎりほとんど情報がなかったので、こんなに盛り上がったことはありませんでした。ところが、今回はなんとオリンピック専用のテレビチャンネルが24チャンネルもあり、毎日全種目生中継されていて、チャンネルをかえるだけで、なにもかも見れるではありませんか!水泳や柔道はもちろん、サッカー、バドミントン、アーチェリー、ホッケー、ビーチバレーなどで日本の選手たちが頑張っているのをしっかりと観戦しています!毎日テレビにくぎづけです。

とはいうものの、テレビの前に座っているあいだも、チクチクしたくなってくる私。こんなときは単色のクロスステッチにかぎります。以前「森の中の鹿」の記事でご紹介したRenato Parolinのクロスステッチ。
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本当は32カウントのモカ色のベルファストリネンにDMC3865で刺すように指示が出ているのだけれども、私は自己流に18カウントのアイーダリネンにDMC310で。と~っても横に長いデザインなのですが、やっと図案の8分の1ぐらいが終わったところです。

オリンピックを見ていて思うことは、日本やイギリスの選手だけに限らずどの国の選手も輝いてみえること。メダルを取ることが重要なのではなくて、メダルに向かって、一生懸命頑張っている姿に、心うたれるのです。
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by kewstitchclub | 2012-07-30 19:30 | cross stitch | Trackback | Comments(0)

フランスのクロスステッチと刺繍の本

キューステッチクラブの皆さんに喜んでいただけそうな本を入手しました。

先日パリのLa Croix & La Maniereへお買い物に出かけたときに、見かけました。Maraboutから出ているExercice de styleEsprit d'atelierという2冊です。諸事情でパリのお店では買わずに、イギリスへ戻ってからアマゾンで購入しました。表紙はこんな感じ。
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でも惹かれたのは裏表紙の写真たち。
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実はモニクさんのお店のディスプレイで、下の写真の図案がステッチされたランプシェードがあったのです。作ってみた~い、という皆さんのお声が聞こえるような気がして、図案を探すうちにこのEsprit d'atelierが見つかりました。
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Exercice de styleのほうはクロスステッチの本。リネンに赤の糸がとってもフレンチな感じですね。
本をパラパラとめくるとググッとひきよせられるような写真がいっぱい。
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これはブラックワークのサンプラーによく似ています。ああ、フランス語が読めたらいいのに。。。
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明日はいよいよ聖火リレーがキュー近辺にやってきます。お天気もやっと夏らしくなってきたし、キューグリーンかキューブリッジまで出かけて、聖火リレーを見てみたいと思っています。オリンピックはもうすぐです!

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by kewstitchclub | 2012-07-24 07:39 | books | Trackback | Comments(4)

シャドーワークでイニシャル

やりかけて放置していたShadow workに手をつけました。
シャドーワークはホワイトワークに属する技法だけれど、とっても扱いやすいシースルーの生地を特価で入手したので、この色でステッチすることに。

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デリケートな刺繍をするときは、生地の上から薄紙をかぶせて枠をはめ、薄紙を破って、そのとき刺繍する部分だけを見えるようにし、他の部分を保護します。

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今回はゆっくりのんびりとアームチェアに座ってステッチしたかったので、フロアスタンド式の刺繍枠を使っています。リングフレームは10インチです。

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シャドーアップリケを施すために、布を2枚重ねてピンステッチしているところ。本当ならシャドーアップリケの部分だけ2枚重ねればいいのだけれど、布目もあわせなければならないし、安い生地ということもあって、時間短縮のために、同じ大きさの生地を始めから2枚重ねて枠にはめました!ミリ単位でのピンステッチは集中力がかなりいります。ふっと気を抜くと目が全然そろいません。。。カーブのところは、外カーブは気持ち大きめに、内カーブのところは気持ち小さめに、と教わりましたが、なかなか上手くいかず。まだまだ修業が足りません。

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ピンステッチが終わったので、いったんフレームからはずし、裏返して2枚目の生地をカット。最初はこの写真のハサミ(ハーダンガー用のものです)を使いましたが、このあとピンステッチぎりぎりで生地をカットするために、先が丸くカーブしたハサミ(薬局で眉毛用として売っているような、あのタイプ)を使いました。

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カットが終わり、フレームに生地を戻しました。薄紙をすべて広げて撮影してみました。シャドーアップリケの部分だけ濃くなっているのがわかりますか?さあ、これからダブルバックステッチ(クローズドへリングボーンのことです)やその他の飾りのステッチにはいります。楽しみです。

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by kewstitchclub | 2012-07-18 18:16 | white work | Trackback | Comments(0)

18センチの丸枠でも両手刺し

ここ2週間半ほど日本から刺繍の妖精さんがやって来て、ウチの屋根裏部屋に住んでいました。なんて素敵で楽しい日々だったでしょう。ピムスを飲みながらウィンブルドンテニスをテレビ観戦したりして、これぞイギリスの夏。彼女が日本へ帰ってしまい、私はさみしいかぎり。

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寂しさを紛らわせるために、いろんなことを思い出しながら今日の記事を書いてみたいと思います。彼女はつい半年前までイギリスで暮らしていたので、お友達に会ったりお買い物に出かけたり自由に過ごしてもらいました。私や家族は基本的には普段どおりに過ごさせてもらったのですが、王立刺繍学校の修了式にゲストで出席してもらったり、アンティークマーケットに行ったり、刺繍仲間と集まってチクチクしたり。でもメインイベントはパリへ1泊旅行しておなじみの手芸屋さんめぐりをしたことでしょうか。これは、ロンドンからアムステルダムへ移ってしまわれたお友達も現地集合して再会。彼女は私たちにミニチュアの世界を紹介してくださった素晴らしいセンスの持ち主なのです。刺繍好きの友達同士が集まって、おしゃべりしているだけでも楽しいのに、ロケーションがパリということでかなりテンションがあがりました。お二人とも私より随分お若いのに、しっかりしていて、頭の回転もよくて、仕事が速い!こんな私とお付き合いくださって本当にありがとう。

さて、今回ウチの屋根裏部屋に住んでいた刺繍の妖精さんは実は日本で刺繍の先生をしています。彼女が来英中に入手したがっていたものは、刺繍の材料や道具。彼女が注文していたもののなかに、私も使ってみたいものがありました。それはVersatile Table Clampと呼ばれるもので、普通の丸い刺繍枠などをはさんでテーブルに取り付けるものです。

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Kew Stitch Clubではこのテーブルにはさむものか座るタイプのものでリングフレームをよく使います。イギリスで手に入りやすい6インチ、8インチ、10インチのリングフレームが主で、やはり生地に枠の丸い跡を残したくないので、10インチのフレームの中に納まる大きさのデザインを使うことがしばしばあります。でも、小作品に取り組むときなど、小さな丸い刺繍枠を使うことも。そんなときは今まで片方の手で枠を持ち、もう片方の手で刺す、という状態でした。でも、きれいに刺すためには、やはり両手が使えるととっても便利なのです。

今回Kew Stitch Clubの皆さんに取り組んでいただこうと、新たに入手したスタンプワークの紫陽花のキット。18センチの丸い刺繍枠がぴったりなのです。Kew Stitch Clubで常備している6インチと8インチのちょうど中間の7インチぐらいでしょうか。このVersatile Clampのおかげで、両手を使ってステッチすることができます。とても上質のリネンに、針と糸が通るときの音が、心を癒してくれます。

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今回ご紹介したこの道具は、蝶ナットと呼ばれるネジを締めて使います。そんなとき、Wing Nut Tightenerと呼ばれる小道具を利用すると、指が痛くなりません。私はよくネジを締めるので、この小さなネジ巻きにすごくお世話になっています。

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紫陽花のキットで、私もスタンプワークやってみました。立体的な部分も色が2色使ってあったり、花の中心が素敵なビーズだったり、花や葉の色も繊細なグラデーションで、とってもかわいいです。みなさんもいかがですか?(このキットは信濃恵さんのデザインです。この写真を見てデザインを無断で模倣することは著作権の問題に触れますので、くれぐれもご理解のほどお願い申し上げます。)

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あまりカメラを近づけてクロースアップ写真を載せて、著作権に関するトラブルが発生してはいけませんから、代わりにウチの庭に咲いている紫陽花のクロースアップをどうぞ。

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by kewstitchclub | 2012-07-12 09:40 | equipment | Trackback | Comments(2)

スタンプワークとボックスメーキング

先日ご紹介したアップリケの作品も無事に成績審査をパスし、英国王立刺繍学校のディプロマコースを修了しました。昨日ハンプトンコートパレス内にあるRSNのスタジオで、修了式が行われ、家族や友人に見守られて証書を受け取ったときには、大変感慨深いものがありました。これまでいろいろな面でお世話になった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。刺繍は奥が深く、まだまだ修業がたりませんので、今後、このままアドヴァンスディプロマの課程へと進み、ますます精進してまいりたいと思っています。

さて今日ご紹介したいのは、キューステッチクラブのNさんの作品です。
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以前テディベアの記事でご紹介した信濃恵さんデザインのスタンプワークのキットを用いて、それをボックスメーキングの技法と組み合わせて、こんなに素敵な作品に仕上がりました。

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蓋をあけると、刺繍の道具が入っています。ハサミカバーはパリのLe Bonheur des Damesで入手したもの。リスのピンクッション、小さくて可愛いですね!箱の内側はリバティ生地。シックな組み合わせがNさんらしいですね。さすがです。

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カメラを近づけて横からとってみました。スタンプワークのテディ、ニードルレースもとてもきれいにできています。ふっくらしたテディのお腹がとってもいい感じ。

テディベアだけでなく、イニシャルをいれたり、テディに風船を持たせるとか針と糸をもたせるとか、いろんなアイデアがありますが、このテディベアだけのシンプルな感じがNさんにぴったりですね。私もとっても好きです。英語でも「Less is more.」と言ったりします。

さあ、みなさんもいかがですか?

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by kewstitchclub | 2012-07-03 20:13 | stump work | Trackback | Comments(2)