<   2014年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

私なら選ばないような色

写真の整理をし始めてまず目に付いたのが、随分前に受講したビーズ刺繡のデイクラスのときのもの。このビーズ刺繡は王立刺繡学校のShelley Cox先生の2日間クラスでした。Shelleyから前もって電話がかかってきて、「デザインとステッチプランはあるけれど、糸とビーズの色は自分の好きな色をもっていらっしゃい」と言われたのです。こんなにうれしいことはありません。早速いろいろ考えて私が持参した糸の色はこんな感じ。
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ビーズ刺繡はかなりきらびやかになると思って、糸は私好みの渋い色でグラデーションを使うことにしました。私が持ってきた糸をみて、隣に座っていたクラスメートがひとこと。「私なら選ばないような色ね。」

この言葉に、ハッとしたのです。周りのクラスメートが持ってきている糸の色を見回してみると、なるほど鮮やかなピンクや紫、対照色となるようなブルーや黄色。なんとも華やかです。一日目にまず糸でキャンバスワーク、ビーズをつけるのは2日目ということだったので、そのときみんながどんなビーズの色を選んでいるのかがわかりませんでしたが、クラスのなかで、私の席だけがくすんでいるような感じがしました。

そこで思い出しました。サウスケンジントンにあるタピスリーというお店からときどき刺繡のお仕事をいただきますが、そこから送られてくる糸の色もいつも鮮やかでキラキラしているのです。著作権の関係でハンドペイントされたデザインをすべて掲載することはできませんが、記録のために糸の写真を撮っていたのでここに同じように載せてみたいと思います。
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クリスマスオーナメントだからでしょうか、ほとんどラメ入りのキラキラした糸で刺すようにという指示がありました。指示通りに仕事をすすめましたが、刺しているとき「私なら選ばないような色だな」と思ったのでした。

色を選ぶとは、なんと難しいことなのでしょう。先日キューステッチクラブでOwen Davies先生の特別ワークショップがあったときも、皆さんお好みの色の糸を選ぶ、という作業がありましたが、悩んで悩んでなかなか選べない方もいらっしゃいました。
そんなとき、思い出すのがKaffe Fassettの言葉です。彼の言うとおり、いろいろ試してみたりいつも色を見続けることによって、何色を選ぶのがいいのかわかってくるのだと思います。
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私の選んだ色で取り組んだビーズ刺繡の作品についてはまた次回。

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by kewstitchclub | 2014-11-30 19:48 | materials | Trackback | Comments(2)

マグナカルタ カンタベリーその2

マグナカルタ刺繡のカンタベリーのパネルで、トマス・ベケット殺害シーンを担当したのに、なかなか写真が見つかりませんでした。というのも、このモチーフは締め切りまであまり時間がなく、写真を撮る余裕がなかったのでした。提出しにマグナカルタ刺繡のミーティングへ行ったときに、写真を撮っていないことを思い出し、携帯のカメラで記録。

あわてて提出直前に撮った写真がこちら。
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本当は、トマス・ベケット大司教は4人の騎士に殺されるのですが、図案上のスペースの都合で騎士は2人だけをアップリケ刺繡。

ミーティングの様子。チームメンバーがそれぞれ担当したモチーフを図案に照らし合わせています。
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クロースアップ。使ったメタル素材は、シルバーのImitation Japanese thread, ゴールドのSmooth Passing, Twist, Elizabethan Twist, Ophir threadです。
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写真の整理が苦手で。。。と先日のキューステッチクラブで愚痴っていると、「Frickrを利用してみては?」というアドヴァイスを会員のかたからいただきました。IT関係ホントに弱い私ですが、のんびり頑張ってみたいと思います。

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by kewstitchclub | 2014-11-19 20:09 | projects | Trackback | Comments(0)

Owen Davies先生のワークショップ

先日、王立刺繡学校のOwen Davies先生がKew Stitch Clubのために特別にワークショップをしてくださいました。その様子を少しご紹介します。

今回のワークショップは、英国式庭園の刺繡をミニサイズで。技法はキャンバスワークです。
まずは真ん中の噴水部分から。
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オーウェン先生のキットのいいところは、ステッチプランやデザイン、サイズなどは決まっているものの、糸の色を自分の好みの色で刺せることです。参加者全員、世界にひとつだけの自分のガーデンができあがるという事実にワクワクしています。

こちらの画像に写っているミニチュアガーデンはOwen先生のサンプル。先生の噴水はビーズで出来ています。テーブルの上の糸は噴水用の青2色とレンガの小道用の赤茶系3色。どのように色を混ぜて刺すのかも個人の自由です。
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皆さん真剣です!
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第一日目はここで終了。
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第二日目は、12月に開催されます。その様子もこのブログでご報告したいと思っています。

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by kewstitchclub | 2014-11-10 23:40 | Kew Stitch Club | Trackback | Comments(0)

マグナカルタ刺繡 カンタベリーその1

今日の記事はマグナカルタ刺繡の記録です。

イギリスのケント州にあるカンタベリーという街のパネルで私が担当したモチーフは、カンタベリー大聖堂へ向かう巡礼者たち。このプロジェクトに参加するようになってイギリスの歴史をすごく勉強しました!
画像は馬のたてがみの部分をターキーラグノットでステッチしている途中のもの。
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毛足の長いたてがみが風になびく様子を表現するには、ターキーラグノットを長めに刺してカットするのが一番適しているかもしれない、と思いました。糸をカットしたあとの画像はこちら。
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巡礼者たちがカンタベリーへ向かっている様子が表現できたでしょうか。
なぜ巡礼者たちがカンタベリーへ行くのかというと、カンタベリー大司教のトマス・ベケット殉教の地だからです。カンタベリー大聖堂の祭壇でお祈りしているところをヘンリー2世の騎士たちに暗殺されてしまったのでした。実はこの暗殺のシーンの刺繡も担当しました。写真がちょっと見当たりませんが、探し出してまた記事にしたいと思います。

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by kewstitchclub | 2014-11-03 18:17 | projects | Trackback | Comments(0)

マグナカルタ刺繡が湖水地方へ

イギリスの湖水地方にKendalという街があります。そこにはQuaker Tapestryのミュージアムがあるのですが、今日11月1日から11月29日までマグナカルタ刺繡の一部が展示されます。

Quaker Tapestryのウェブサイトのイベントのページのリンクはこちら。私が担当したRunnymedeのパネルの一部が紹介されていて、とっても嬉しいです。
Magna Carta tapestries visit the Quaker Tapestry at Kendal

このプロジェクトが始まったころは、マグナカルタにまつわる場所のパネルを10枚制作する、と聞かされていましたが、今年になってから12枚に増える、と言われたのです。12枚のうち今現在できあがっている8枚のパネルが今回湖水地方で展示されることになりました。
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上の写真はまだパネルが額装されていないままBury St Edmundsという街の大聖堂で特別プレビューがあったときのもの。湖水地方では額装された8枚のパネルが展示されています。

残りはまだまだ作成中。写真が整理できていないという言い訳をしないで、私が担当した部分を少しずつ紹介していきたいと思います。。。

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by kewstitchclub | 2014-11-01 18:56 | projects | Trackback | Comments(0)