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マグナカルタ セントオールバンズ

マグナカルタ刺繍の記録、今日はSt Albans(セントオールバンズ)編です。セントオールバンズの街は、マグナカルタの最初の草案が書かれたと言われています。

私が担当したのは、St Albans Abbeyセントオールバンズの大聖堂です。ミーティングに出席して受け取った図案を見てびっくり。図案というよりは大雑把なスケッチではありませんか。
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パネルのデザインや各モチーフの図案はこのプロジェクトを取り仕切っているRhodaが用意してくれたのですが、彼女はラフなイラストのような感じのモチーフをイメージしていたのでしょうか。私の技量ではあまりにも情報が不十分で刺繍のイメージがわきません。早速インターネットで画像を検索しました。Google imagesで出てきたのがこちら。
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窓の細部などがわかって、やっと刺繍する準備が整いました。

試行錯誤のうえ最終的に出来上がったモチーフはこちら。
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前回の記事のカナダのモチーフや今回の記事のセントオールバンズのモチーフがちらっと写っている動画のリンクはこちら。Rhodaがitv newsに取材を受けた時の映像です。

https://www.kickstarter.com/projects/302561080/magna-carta-embroidery-commemorating-the-800th-ann

マグナカルタ800周年の記念式典は6月15日です。

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by kewstitchclub | 2015-03-31 18:38 | projects | Trackback | Comments(0)

マグナカルタ カナダ編

イギリスでは、GMT(グリニッジ標準時)からBST(英国夏時間)へ変わったばかりです。やっと春らしくなってきたかと思っていましたが今日のロンドンは雨の日曜日。せっかくビレッジでマーケットがある日だったのに、ちょっと早足で必要なものだけを買ってきました。

さて、マグナカルタ刺繍のプロジェクト、私が担当する刺繍の部分はすべて刺し終わり、やっと撮りためた写真を見返す時間がもてました。これまでもいくつか担当したモチーフを記録してきましたが、残りの分も記録していきたいと思います。
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今日の記事では、カナダのパネルを。今回のマグナカルタ800周年記念の刺繍プロジェクトでは、マグナカルタにかかわるイギリスの街のパネルだけではなく、コモンウェルス(かつての大英帝国の名残り)の国々のパネルも制作しました。私が担当したのはHudson's Bay Company(ハドソン湾会社)の毛皮の交易の様子。

アップリケ刺繍で、という指示がありましたから、使えそうなファブリックを探すのが一苦労でした。原住民の服はスエードの古手袋を切ったもの。毛皮の部分は、ぬいぐるみを作るための布。
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クリクリの髪の毛は段染めの糸でフレンチノット。金髪のほうはロングアンドショートステッチを大雑把に。

私はカナダに行ったことがありませんし、歴史のことをよくわかっていませんでしたが、いつか行ってみたいな~と思いながら刺しました。

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by kewstitchclub | 2015-03-29 22:32 | projects | Trackback | Comments(0)

春は別れの季節

キューステッチクラブの会員の中には、駐在でイギリスに住んでいらっしゃる方がたくさんいます。
毎年この時期になると、本帰国が決まって退会される方がいらっしゃいます。これまでいつも数名ずつという感じでしたが、今年の春はなんと10名以上もの方がご帰国または横異動されることになり、なんとも寂しいかぎりです。

異国の地に住んでいて、不思議なご縁でめぐり逢い、刺繍を通して楽しいひとときを一緒に過ごさせていただけたことは、本当に嬉しいことです。みなさんそれぞれの素敵なお人柄に学ぶところもたくさん。感謝の気持ちでいっぱいです。

日本へ帰られたキューステッチクラブ元会員の方々もどんどん数が増えてきています。私が日本へ行く機会には、いつか同窓会(?)のような企画をして、皆さんとまたお会いできればいいなあ、なんて夢見ています。

会員のみなさんをたくさん撮った写真の中から少しご紹介。

Yさんのキャンバスワーク。リッチモンドヒル、青空にしたい、とおっしゃっています。
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Aさんの英国式庭園。Owen Davies先生の特別ワークショップでの作品を仕上げようと頑張っています。
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Hさんのブラックワーク。図案をTrace & Tackで写し、ティシューペーパーをはがしているところ。
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みなさん、海を越えて離れ離れになってしまいますが、これからもどうぞ刺繍を楽しんでください!

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by kewstitchclub | 2015-03-22 00:18 | Kew Stitch Club | Trackback | Comments(0)

白糸刺繍の図案の写し方

以前「伝統的な図案の写し方」という記事を書きましたが、今日は、白糸刺繍の図案を写す時、私の場合はどうしているのかをご紹介します。

まず、図案をトレーシングペーパーに書き写します。図案の細かさにもよりますが、私はまず鉛筆HBかHまたは2Hを使って写します。その後ライトボックスにトレーシングーペーパー、布の順に重ねて置き、布の上から線が見えにくいようであれば油性ペンで図案をなぞります。
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大事なことは、布を刺繍枠に張った状態で当てることです。図案を布に写してから布を刺繍枠に張ると、必ずと言っていいほど図案が歪みます。
上の写真では、丸い刺繍枠を利用して布をピンっと張っています。外側の枠、布、内側の枠、の順番で布を張るとライトボックスにぴったり布が重なりますから図案を書き写すことができます。もちろん刺繍をするときには一度枠をゆるめてはずし、内側の枠、布、外側の枠の順番で布を張りなおします。

さて、図案を写す鉛筆または絵の具ですが、私がよく使うのはスイス製カランダッシュ(CARAN d'ACHE)のパブロ(Pablo)という色鉛筆のパステルブルー(色番号151)です。図案がもっと繊細な場合は、絵の具を使います。よく使う絵の具はDaler-RowneyやWinsor & Newtonのもので、白糸刺繍の場合はコバルトブルーに白い絵の具を混ぜて図案を写すことが多いです。
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ここで大切なことは、図案の線をいかに細く描くか、ということです。図案の線は消すことができませんから、刺繍をしながら図案をカバーしていかなくてはなりません。例えば、1本どりでステムステッチをするだけなのに、それよりも図案の線が太くては刺繍したあとも図案の線が見えてしまいます。そこでどれだけ細く図案の線を描くかが重要になってきます。鉛筆、色鉛筆を使う場合は鉛筆削りがいつも手元にあります。
上の写真のなかの左側一番細い筆を私は使います。サイズは3/0号です。メーカーによっては000号となっていたりします。ちなみに右端の筆は2/0号、真ん中の筆は日本の100均などで売っているネイル用の(?)筆です。比べるために一円玉や1ペンス硬貨を置いてみました。

日本では、カリスマから出ているシャープペンシルのようなチャコペンシルも充実していますし、水で消えるペンなど高品質のものがありますので、皆さんそれぞれ自分に合った方法で図案を写されていいと思います。今日の記事はただ単に私が白糸刺繍をする場合に図案を写す方法をご紹介しました。これが正しいとかそういった気持ちで書いてはおりませんので、どうぞご了承くださいね。

図案を写すのって本当に難しいですね!!

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by kewstitchclub | 2015-03-04 23:49 | equipment | Trackback | Comments(2)