先日パリの針の祭典 Aiguille en Fete へ行ってきました。
去年はテロの影響で、私は行かなかったのです。今年の針の祭典はテーマがスカンジナビアのエスプリということでした。イギリスでもデンマークのhygge(イギリスではフーガとかヒューガとか発音されていますが、日本語ではヒュッゲと発音されるらしいです)が注目されているし、ぜひ行きたいと思っていました。王立刺繍学校のマーガレット先生と一緒にいざパリへ。(今回の記事は写真が多いです!)
会場はPorte de Versailles. メトロの駅を出るとすぐそこに入口があります。電光掲示板がお出迎えしてくれました。
会場に入ってまず目にとまったのは、こちらの巨大な作品。何だろう?と思って。。。
遠くから見ると モネの「パラソルを差す女」ではありませんか!圧倒されました。
楽しみにしていたデンマークの白糸刺繍の展示から。
ヒーダボー刺繍が施されたドレス。
可愛いです。
色々なブースで刺繍のデモンストレーションが行われていました。他人が刺繍しているところを見るのは本当に勉強になります。
フランスのécole de broderie d'art de luneville. リュネヴィル刺繍の学校。
ボビンレースのデモ。写真撮影を快諾してくださいました。
中国の刺繍。シルクがつやつやしています。
日本刺繍も。プラスチックのシートをマグネットでとめているのに気が付きました。私はいつもティシューペーパーを使って刺繍していない箇所をカバーするので私もたくさんマグネットを使ってみようと思います。
もちろんお買い物も楽しみました。こ〜んな可愛い小物類にテンション上がってしまいました。
素敵な本!と思ったら、大塚あや子さんのフランス語版です。
他にも日本人刺繍デザイナーの先生方のご本がフランス語で出版されていました。日本の本はやっぱり素晴らしいので、フランス語翻訳本が出るのだなあ〜と、なんだか嬉しい気持ちでした。
パリの針の祭典、行くことができてよかったです。初日に行ったからかすごい混雑でしたが、会場でキューステッチクラブの会員Tさんに会うことができました。それにしても翌日にはパリのルーブルで射撃事件。何事もなく無事にイギリスに帰ってこられたことに感謝の気持ちです。
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