両面刺しゅう じつは
それには理由があります。
表と裏が似ているんだけれども見た目の違いがはっきりわかってしまうステッチが2つあるのです。ステムステッチとスプリットステッチ。写真を載せます。
ステムステッチ表側(薔薇の葉っぱの茎と葉脈部分)
ステムステッチ裏側
スプリットステッチ表側(チューダーローズの花びらの内側赤い部分のふち)
スプリットステッチ裏側
上記のステッチ以外でも、ロングアンドショートステッチやサテンステッチも、裏表同じように見えてもじつは裏側の方が糸の角度が微妙に違います。
こういうわけで、両面刺しゅうは英語で Both Sides Alike というのです。
今回の課題は、英国の連隊の旗に使われる図案が指定されていましたし、使用する糸の色も指定されていましたので、どうやって表と裏を同じように刺すかということだけに集中して学ぶことができました。このテクニックを利用してハンカチやショールなどに両面刺しゅうできないかなあと模索中です。
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by kewstitchclub | 2014-08-19 23:12 | Both Sides Alike